操作方法とサンプルプログラム
プログラムコードのコンパイル、実行方法(情報科学類のMacOS)
サンプルプログラムの一つをコピーして、例えば test.cpp というファイル名で保存し、以下の手順でコンパイル(計算機が読めるコードに変換)と、実行を行う。
【注】 情報科学類のMacOSを使用する場合、glutライブラリのあるディレクトリがGLではなくGLUTに設定されているので、ヘッダファイルの指定を次のように修正する。
#include <GLUT/glut.h>
コンパイル
ターミナルを立ち上げて、プログラムコードを保存したディレクトリに(cd コマンドで)移り、次のコマンドでコンパイルする。(プログラムコードが test.cpp の場合)
g++ -framework OpenGL -framework GLUT -framework Foundation test.cpp
【参考1】
毎回この一行を入力するのが手間な場合は、上下矢印キーを使う。
上矢印キーを押す度に、過去に入力したコマンドが出てくるので、必要なコマンドが表示されたら、最後のソースファイル名部分を
書き直して、Enterキーを押せばよい。
Warning (警告)の非表示設定
サンプルコードでは、容易にプログラムを習得できるようにする配慮から、古いスタイルでのコーディングを行っている。
そのためコンパイルを行うと「使用が推奨されていない古い関数が使用されている」という警告メッセージが多数表示されることがある。
この警告が煩わしいため、-Wno-deprecated オプションを追加することで、この警告メッセージを非表示にできる。
最終的に、次のような方法でコンパイルすることをお勧めする。
g++ -framework OpenGL -framework GLUT -framework Foundation -Wno-deprecated test.cpp
alias設定
プログラムの実行
コンパイル後に、 a.out というファイルが生成されるので、次の入力で実行する。( ./ は現在のディレクトリ位置を表す。)
プログラムコードのコンパイル、実行方法(情報科学類のLinux)
基本的には、上記のMacOSと同様であるが、コンパイル時のコマンドは次のようにする。
※ プログラムコード冒頭のinclude文は、
#include <GL/glut.h>とする